当店のパンク修理

今回は当店でのパンク修理についてご紹介

何十年も車の運転をしていても、一度もパンクをしたこともない方も多いかと。降雨時は水膜の表面張力で、フロントタイヤで釘が起こされ後輪に刺さることもしばしば。当店での修理作業をご紹介いたします。

 

釘が刺さっています 今回はタッピングネジ

タイヤ内部こんな感じです

先ずは釘穴のスチールベルトをバフ棒で整えます

ゴリゴリ

次は内部の釘穴周辺をバフで削ります

パッチの接着面を整えるため薄く削ります あまり削りすぎるとマズいです

のりを塗りしばし乾燥 事務用ののりとは違いタイヤとパッチが融着する感じ

パッチ 釘穴によりいくつかの太さがあります、軸で穴を塞ぎパッチ面で更に強固に。以前は当店でもプラグ式の簡易修理もやっていましたが最近は全てこの方法で。なので釘穴の角度が付きすぎていると修理できないことも

内部より釘穴に挿入 軸にも若干のりを塗布します

ガイドの鉄棒を外からの引きパッチを密着させます さらにローラーで中心部より圧着します

バフ面の気密を保つため(チューブレスタイヤはチューブの代わりにタイヤ内部の気密を保つ薄いゴムが貼ってあります)シールで保護します

外はこんな感じです

最後に漏れをチェックしてしっぽをカット

以上が当店でのパンク修理作業です トラックなども基本、同じ工程です

☆作業時間は概ね30分ほど

チューブレスタイヤが主流の現代、釘穴のサイズによっては徐々に空気が減る場合がほとんど。そのため、気が付いたときは空気圧不足で走行のため、タイヤのサイドがもまれて損傷して修理不可になることが多数です。また、スペアタイヤがそもそも搭載されていない車両も増えつつあり、いざという時困惑することも。事前にご自分のお車についても調べておくと安心ですね。もしもの時はJAFなどに依頼するのも安心かと。 自分の保険に無料レスキューが付いていることも多いのでそちらもチェックしておきましょう。